今日のランチ: 信田煮の由来
油揚げを使った料理の名に信田(しのだ)とつけるのは、大阪和泉市、信太の森に棲んでいた白きつねの伝説と、油揚げがきつねの大好物だったとされることに由来します。
信太の森の白きつね伝説とは、
安倍保名(あべのやすな)が信太の森を訪れた際、狩人に追われていた白狐を助けましたが、その際にけがをしてしまいました。そこに葛の葉という女性がやってきて、保名を介抱して家まで送りとどけ、そのうち2人は恋仲となり、やがて葛の葉は保名の妻に。二人は童子丸という男の子をもうけましたが、童子丸が5歳のとき、葛の葉の正体が保名に助けられた白狐であることが知れてしまいます。
葛の葉は、「恋しくば たづねきてみよ 和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉」という歌を残して信太の森へと去ってしまう。その後、童子丸は成長し、古今に絶するあの安倍晴明という陰陽師になりました。
葛の葉を主人公とする作品としては、人形浄瑠璃および歌舞伎の『蘆屋道満大内鑑』(あしやどうまん おおうち かがみ)などがあります。
一、けやきランチ
鯖の塩焼
鶏の信田煮
トマトのマリネ
温又は冷そば(うどん)
ご飯(大・中・小)香の物
ドリンク付き
一、丼ランチ
親子丼 サラダ
温又は冷そば(うどん)小鉢
香の物 ドリンク付き
各八〇〇円 税込